こんにちは、センチネルです。
本記事では上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- ホームシアターでサブウーファーを導入する理由を解説
- サブウーファーの設置場所を解説
本記事を書いている「センチネル=管理人」はホームシアター歴7年ほど。今までさまざまなホームシアターレイアウトを実験してきました
現在管理人が使っているサブウーファー。これでも安めで、パワー・音質は満足!
>>「サブウーファー」おすすめランキングトップ3【ホームシアター版】
いきなり結論を言いますが、サブウーファーの設置場所に「正解」はありません。
本記事は、少なくとも20回は「ホームシアター」そのものの引っ越しをしてきた管理人が、ある程度満足できるサブウーファーの設置場所を紹介します。
決定版。サブウーファーのあるべき設置場所を特定しました。
>>サブウーファーは「テレビ裏」に置こう【ホームシアターが化けます】
以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。
【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】
ホームシアター欲しいんだけど、何から手をつけたらいいのかわからない。簡単に作る方法を教えてほしい!←こういった疑問に答えつつ、安く、簡単にホームシアターを構築する方法をシェアします
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ホームシアターでサブウーファーを導入する理由を解説
サブウーファーを導入するべき理由は簡単で、映画特有の「ド迫力・音の響き・空間表現」を演出するスピーカーだから。
一般的に、ホームシアターはたくさんのスピーカーで構成されている場合がほとんどですが、その「たくさんのスピーカー」はサブウーファーが担当している「重低音」を再生できません。
注意
もちろん一本「何十万円」の高級スピーカーを使っている場合は、サブウーファーなしでも十分な低音が得られますが、「一般的」にはそういったスピーカーには手が出ません(置き場所・金銭面などの理由)
つまり「たくさんのスピーカー」たちには出せない「重低音」を、重低音が得意(メイン)のサブウーファーにおまかせしているわけです。
「たくさんのスピーカー」の意味は>ホームシアター費用を全て公開!必要な機材リスト付き【初心者向け】と、>ホームシアターの「ch(チャンネル)」を解説!【初心者でも理解】を読むとわかります
つまりサブウーファーは「重低音」を担当する特殊なスピーカーで、重低音は映画特有の「ド迫力」を表現するのに欠かせません。
>【ホームシアター】サブウーファーの役割を初心者向けに解説!
【関連記事】
>>サブウーファーにインシュレーターは本当に必要?【環境によります】
なぜサブウーファーの設置場所に「正解がない」のか解説
冒頭でも触れましたが、サブウーファーの設置場所には「推奨」されている場所はあっても「正解の設置場所」というものはありません。
というのも、サブウーファーが担当する「重低音」というのは、部屋の環境や材質、家具の配置などに影響を受けやすいからです。
一般的なサブウーファーの「設置推奨場所」に置いても、環境がかなり関わるので、推奨場所なら100%の性能の重低音を発揮してくれる。。。わけではないのです
※一般的な設置推奨場所は後半で紹介します
例えば、全く同じ間取り・全く同じ材質の部屋に、同じサブウーファーを置いて映画を見るとします。
しかし、片方の部屋には「洗濯物(なんでも良いですが)」がかかっているとします。
その状態で「同じ映画・同じシーン」を観ても、低音の「質」が全く変わったものに聞こえるはず!
これは、洗濯物を置いた部屋の「重低音」が、洗濯物に「反響」しているから
重低音はそれぐらいデリケートで、部屋の環境によって聞こえ方や重低音のパワーが変化します。
なので、推奨される場所に設置したところで「専用のシアタールーム」でもない限り、思ったような効果は発揮されない=一般的には正解の場所などないことになります。
※そもそも推奨される設置場所は、シアタールームに設置すると仮定している場合がほとんど。普通、そんなのあるわけない
ポイント
シアタールームなんて用意できない家庭がほとんど。だから管理人もシアタールームをやめて「同じ土俵」で記事を書くべく、ホームシアターをリビングに設置しました
おすすめのサブウーファーの設置場所を解説
リビングなどにサブウーファーを設置する場合の「正解はない」と言いましたが、それでも「推奨」される設置場所はあるので、それを紹介します。
結論として、左右のフロントスピーカーに近い「外側」に置くのが良いでしょう。
基本的に「推奨の置き場所」では左右のフロントスピーカーの「真ん中に置くのが良い」とされています。
推奨場所に置きたいものですが、普通は左右のフロントスピーカーの真ん中には「テレビラック」などがあるので、そんな場所に置けるわけがありません!
となると、レイアウト(見た目)的にも左右のフロントスピーカーの「どちらかに近い位置の外側」に置くのがベターです。
もちろんどちらかに偏るので、試聴するときに「低音の薄い場所」が出てきますが、真ん中を捨てるのでそれはしょうがなし。
ちなみに、左右のバランスを良くしたい場合はサブウーファーを2台用意して、それぞれ「フロントスピーカー」の近くの外側に置けば解決!
これは管理人のリビングに移動した、小さい方のホームシアターの画像です。ちなみにこれはあまり良くないサブウーファーの置き方。
結論通り、右のフロントスピーカーの外側にサブウーファーが置かれていますが、ふすまに近すぎです。
このタイプのサブウーファーは、重低音を「下」に叩き出すのですが、これだと「音の一部」がふすまにぶつかってしまい、せっかくの重低音がかなり消えてしまうんですよね。
これの解決策ですが、サブウーファーを「ふすまや壁」から20cmくらい離すようにしましょう。(これも「推奨」されている距離)
そんな具合で、サブウーファーをリビングに置く以上は「100%の性能=重低音」を引き出すのは難しい。
なら第二の推奨場所である「左右のフロントスピーカーの近くの外側」におく。そこから良い重低音を体感できる場所に移動させつつ、いろいろ微調整を重ねていきましょう。
フロントスピーカーってなんぞや?という場合は>【ホームシアター】フロントスピーカーの役割を解説!【初心者向け】を見てください
サブウーファーケーブルはこれくらいの長さがあったほうがいいです
このサブウーファーは「正面」に重低音を吐き出すタイプ。これなら壁につけても(狭めの部屋でも)大丈夫!
まとめ:サブウーファーのおすすめの設置場所は「基本は真ん中」
今回は「サブウーファーの設置場所」を解説・紹介しました。
内容をまとめると以下の通りです。
本記事の内容
- サブウーファーを導入する理由は「映画館の迫力」を自宅で体験するため
- サブウーファーの設置場所には「正解がない」のは、サブウーファーにとって理想の環境を「一般的」には再現できないから
- サブウーファーの設置は「基本は」真ん中がいいが、普通は真ん中に置けないので、フロントスピーカーの近くの外側に置く
いいフロントスピーカーを持っていない限り、一般的にサブウーファーは「いいホームシアター体験」には欠かせません。
導入することでド迫力を得られ、映画やゲームにさらにのめり込むことでしょう!
※最近のゲーム機は全てホームシアターに繋げられます
決定版。サブウーファーのあるべき設置場所を特定しました。
ちなみにサブウーファーの性能をフルに発揮して、理想の音響・試聴環境を作る場合は「シアタールーム」を施行したほうがいいし、ストレスフリーです。
何よりいちいち音響機材の微調整がいらなくなり、機材調整などで時間を取られる手間がなくなりますからね。
>>「サブウーファー」おすすめランキングトップ3【ホームシアター版】
以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。
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