ロボットボクシング映画「リアル・スティール(2011)」は今でも超人気作品らしいね。VOD(ストリーミングサービス)の視聴率は今でも上位に食い込んでいるとか
あの映画、良いシーンありすぎ!本記事ではクライマックスの「アトムvsゼウス」の熱すぎる戦いを紹介していく
こんにちは、センチネルです。
本記事では、現在でも超人気のロボットボクシング映画「リアル・スティール(2011)」で最も盛り上がったクライマックス「アトムvsゼウス」の試合を振り返っていきます。
本記事の内容
- 作中最後の試合「アトムvsゼウス」の試合を振り返り、感じたままに良い部分を解説
本記事では映画「リアル・スティール(2011)」のネタバレを大量に含みます。未見の方はご注意ください
リアル・スティールのあらすじを一言で説明すると、ダメ親父のチャーリー(ヒュー・ジャックマン演)と、しっかり息子のマックス(ダコタ・ゴヨ演)が、ロボットボクシングをきっかけに徐々に家族の絆を得ていくというもの。
シンプルで分かりやすいストーリー。上映時間も127分と丁度いい!
ハリウッドの技術で描かれる「ロボットボクシング」は迫力満点で、生身の人間ではなくとも「熱くなる」こと間違いなし。
100%家族で楽しめる映画だよ。最近の映画のように、上映時間が長くて話が難しいということもなし。本記事で紹介する「アトムvsゼウス」以外も見所たっぷりの映画
おすすめの映画は?と聞かれたら、何も考えずにこの作品をおすすめしてる。おすすめ度?2億%だよ
ポチップ
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱い必見作品とは?
いくら盛り上がってお勧めしたいと言っても、いきなりクライマックスの試合の話をされても困るから、そこまでの経緯を簡単に教えてくれ
OK。本作のクライマックスまでの主な流れを伝えていくわ
主人公の「チャーリー」はロボットボクシングのファイトマネーで日銭を稼ぐ日々。とはいえロボットボクシングが上手くないので、中古で購入した「優秀なロボット」もすぐに試合で壊される始末。
※チャーリーは元ボクサーですが、ロボットボクシングの台頭によってボクサーを引退している
そこに亡くなった元妻との息子「マックス」が親権絡みのいざこざで、チャーリーと行動を共にすることになります
マックスは頭が良く、ロボットボクシングもよく知っている。なんとプログラミングまでできる!
前の試合で中古ロボットを壊された2人は、ゴミ捨て場にあった古いロボットを見つけます。
珍しい機能がついたこの古いロボットをめぐって、散々2人で言い争いながらも、2人はこのロボット=アトムで次々と試合を勝ち進んでいく。
2人とアトムの活躍は多方面に知れ渡り、前座ですが「WRB公式戦」での試合も勝利
勝ちに乗ったマックスは、現王者の「ゼウス」に挑戦状を叩き込み、一悶着あったものの、最終戦の「アトムvsゼウス」が実現しました。。。
「アトムvsゼウス」戦はこんな流れで実現した。チャーリーは不器用な親父で、マックスを「巻き込んで」ボコボコに殴られることもあった
マックスも頑固。けど、アトムやベイリー(チャーリーの恋人)を通してだんだん距離が縮まっていく
アトムはこんなロボット!
主にマックスがゴミ捨て場で拾った、主役ですが旧式のロボット「アトム」について簡単に解説します。
アトムはこんなロボット
- WRB(公式)に登録されているロボットよりも、1世代前のロボット
- 元は練習用のロボットで、シャドー機能(動きを真似する機能)が最初からついている
- 初めはリモコン操作だったものの、マックスの機転で「音声認識操作」に変更した
アトムの特徴をまとめると「軽量で打たれ強く、操作方法の切り替えができる」ロボット。
作りも操作方法も「攻撃力」を重視したロボットが多い世界で、小さく防御寄りで「打たれ強い」というのは結構異質でもあります。
まあ、練習用のロボットだから、設計者は徹底的に「壊れない」構造にしたんだろうね。決定打に欠けるけど、そこはチャーリーの技量とマックスの機転でカバー
※チャーリーはアトムを音声認識で操作してから勝てるようになった。マックスの発想のおかげ
ゼウスはこんなロボット!
天才プログラマー”タク・マシド”が設計したWRBの現チャンピオンロボット、「ゼウス」について簡単に説明します。
こいつが最強王者のゼウスだ!
- 相手の行動パターンを瞬時に読み取り、即座に最適な戦術を叩き込む
- 巨大で超重量なのに、機動力もある。大ジャンプも可能
- 相手を空き缶のように投げ、煙を吹くほどの連撃を浴びせる
- 基本、ゼウスの相手は1ラウンド目の「最初の一撃」でダウンしてしまう。それを可能にする超威力のパンチを持つ
「ぼくのかんがえたさいきょうのろぼっと」・・・これは戦争マシーンか「ターミネーター」か?と勘ぐりたくなるスペック。
このゼウス唯一の弱点は、長期戦の経験値がないことです。基本1ラウンド一撃で倒してしまっていますからね。
WRB始まって以来、最強無敵の王者であるゼウス。アトムと戦うこと自体が冗談みたいな強さを持っているけど、ゼウスは長期戦は不慣れ
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱い!熱すぎる!
と、チャーリー・マックス&アトム vs ゼウスを紹介したところで、実際の試合内容を「試合が動いたラウンドごと」に分けて振り返っていきます。
アトムvsゼウス試合全容
- 第1ラウンド〜第2ラウンド:ゼウス、終始アトムを圧倒
- 第2ラウンド〜第4ラウンド中盤:ゼウスが終始有利。アトムの音声認識機能を破壊する
- 第4ラウンド終盤〜最終ラウンド:チャーリーがシャドウ機能でアトムを動かす。アトムが圧倒!
上の表のように、アトムvsゼウス戦は大きく分けて「3つのフェーズ」で構成されています。
軽くて頑丈なアトムがゼウスのワンパンパンチを耐え切り、ゼウス初の「持久戦」にもつれ込んでいます。
アトムは即死を免れただけでも奇跡なのに、最終的には持久戦にまで持っていき、ゼウスがスタミナ切れを起こすほど苦戦させた。旧世代機舐めんじゃねえ〜〜〜!!
ちなみに試合中、以前チャーリーをボコボコにしたやつは「賭け事」に負けて逆にどっかに連れて行かれたよ。あのシーンはめちゃくちゃスカッとする
※悪さした奴(リッキー)を連れて行ったのは、アベンジャーズの「ファルコン」役のアンソニー・マッキー。さすがアベンジャーズだ!
第1ラウンド〜第2ラウンド:ゼウス、アトムを圧倒する
3m級の大ジャンプで、リングに飛び乗ってきた王者ゼウス。
アトムと戦い初めますが、最初の「1発のパンチ」でアトムをダウンさせる。パンチを喰らった部分はひしゃげています。
音声操作しているチャーリーは慌てます。マックスは「立てアトム!」と叫ぶと、なんとアトムは立ち上がる。
2度・3度同じ状況になり、アトムフルボッコにされますが、チャーリーは遂にゼウスに「アッパー」を喰らわせる!
ゼウス大振りのパンチは迫力満点!一撃がありえないほど重い。確かに並のロボットなら一撃で破壊されそうな威力。そしてそのパンチをリングのコーナーで連打する容赦のなさ!
その後アトムはゼウスとまともに戦います。敵の動きを読み取るゼウスにとって、型にはまらないボクサーの動きで対抗するアトムは相性が悪い!
しかも音声指示を出すチャーリーは元ボクサー。致命傷を避けてゼウスと「いい勝負」をする!
他のロボットはみんな最初の1発で破壊されてきたんだな。でも残念。アトムは練習用のロボットで、めちゃくちゃ頑丈。何度ダウンしようが「再起不能」にはならん
第2ラウンド〜第4ラウンド中盤:ゼウスが終始優勢。アトムの音声認識機能を破壊する
第2ラウンド以降は、お互い戦術の出し合いに移行。タク・マシドの上司”ファラ”も「早く決着つけろ」とお怒り中。
それに対しタクは「次の戦術がある。問題ない」と言います。
※その戦術とやらが「第2ラウンドだ」というわけのわからん言葉だったのは驚き
一方で、ゼウスと真っ向勝負を繰り広げるアトムを見たアナウンサーは「チャーリーはアトムに”強靭な意思”を組み込んだようです!」とアトムのしぶとさを絶賛!
「強靭な意思を組み込んだようです!」という台詞は、本作で特に好きな台詞です。アトムの強さを讃えているし、絶賛もしていますよね。何より使い方がオシャレだと感じます
しかし4ラウンドの中盤で、ゼウスの一撃を受けたアトムがふらつき、チャーリーの音声指示が届かなくなります。
音声認識装置が破壊され、どうにも動かせない!操作するチャーリーはもうお手上げです。
ゼウス相手に4ラウンドも耐えてるのが奇跡だけど、ここまできて「故障」でリタイアなんてできん。そこでマックスは、チャーリーに「シャドウ(模倣)機能」で戦ってくれって頼むんだ
第4ラウンド終盤〜最終ラウンド:チャーリーがシャドウ機能でアトムを動かす。アトムが圧倒!
シャドウ(模倣)機能であれば、音声認識がなくても、アトムがチャーリーの動きを真似て戦うことができます。
つまり、チャーリーが「ゼウス」と戦うことになるのです。これなら最終ラウンドを持ち堪えられる!
チャーリーはシャドウ機能=ボクシングはできないと言います。が、マックスに根負けし、シャドウ=ボクシングで戦うことを決めます。
そしてアトムに「お前はまだやれる。俺を見ろ!」と語りかける。
- 以前のチャーリーはアトムの初試合の時、ダウンしたアトムに必死に呼びかけるマックスを見て「ロボットに話しかけんのか?」とマックスを小馬鹿にしていました
- そのチャーリーが、マックスの頼みを聞き入れ、シャドウ機能で戦うことを選び、自分からアトムに話しかけている。。。息子のために闘うチャーリーの優しさが見えます
※まあ、逆にマックスに「ロボットに話しかけてるじゃんw」と揚げ足取られてましたが
シャドウ機能で戦うアトムはもう止まりません。ゼウスはフルボッコ状態で、チャーリー=アトムから「挑発」を受ける始末。
王者ゼウスは倒れないように、連打を受けつつアトムにより掛かるのが精一杯。
その時マックスは見とれていました。ロボットボクシングの発達でボクシングをやめた「父親」が、目の前で”シャドウ機能”とはいえ「満面の笑顔」でボクシングをやっている姿を
父親がアトムを操作し、「無敵のゼウス」を翻弄している姿を!
再びボクシングをやっているチャーリーを見たマックスは涙。そのマックスを見ていたベイリー(チャーリーの恋人)も涙。最終ラウンドは熱く、感動的!( i _ i )
試合に負けて、勝負に勝った
会場が「アトム」コールに包まれる中、ついに「ゼウス」がダウン!!
熱狂に包まれる会場!流石にすぐさま立ち上がるゼウスですが、チャーリー=アトムは容赦なく攻撃します。
そして、試合終了のゴングが鳴り、なんと「ゼウス」が試合終了のゴングに救われたのでした
ゴミ捨て場にあったロボットと、どうでもいい一般人にいいようにやられたタク・マシドは、ブチギレて発狂しながらゼウスの操作モニターを破壊(゚ω゚)
試合はアトムの前半の連続ダウンが効いていたのか、ゼウスの判定勝ち。会場からは判定にブーイングが飛んでいましたが、チャーリー達は「勝利」よりも大事なものを、この試合を通して手にしていました。
チャーリーたちが手にしたもの
- 息子のマックスが、父親を「チャーリー」と呼ぶのではなく「父さん」と呼ぶようになった事実
- チャーリーの恋人ベイリーが、チャーリーのことを再び認めた事実
判定負けはしましたが、チャーリーとマックスは「親子の絆」を得ました。アナウンサー曰く、試合終了後のアトムは「みんなのチャンピオン」と呼ばれているとか!
ベイリーはチャーリーがボクシングをやっていた頃を知っていて、その頃のチャーリーは好きだったと言っていました。
この試合で、昔のチャーリーを見れて嬉しそうでしたね。
涙腺が弱ければ、チャーリーがシャドウ機能で戦い始めた「ラスト15分」からは、ハンカチやティッシュを近くに持っていた方がいい
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いは音響面も素晴らしい
少し話は逸れますが、ホームシアターマン向けに、本作は音響も素晴らしいという報告。
同じロボット系のトランスフォーマーほど「重低音お化け」ではないですが、ダイナミックレンジが広いため、全てのロボットや試合がド迫力の音響。
特に本記事で紹介した「アトムvsゼウス」の試合を行ったWRBの会場は、とんでもないサラウンド感に包まれます。会場その場所にいるかのように、サラウンドスピーカーが鳴りまくる!
試合中は音響に包囲されない時間がないほどです。
本編よし、ストーリーよし、迫力よし、格好良さよし、感動よし、音響よし、映像よし。完璧ですこの映画。
さすがにロボット同士の「甲高い金属音」はトランスフォーマーが勝つ。まあこっちは人間サイズだし、2m級のロボットのサウンドと考えれば十分
会場のシーンとかは、この作品に勝てるサラウンド作品って何があるだろう?っていうくらい、音の包囲感が凄い!ロボットバトルもド迫力だし、言うことない
「本格的なホームシアター」は予算10万円で構築可能!
必要なものは下記の記事で全部まとめています。
>>ホームシアターを「予算10万円」で実現しよう【5.1chは余裕】
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱すぎる!必見作品! まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
リアル・スティール最高!
- 作中最後の試合「アトムvsゼウス」の試合を振り返り、感じたままに良い部分を解説
本記事で紹介した部分以外も、もちろん見所は大量にあります。
実際に見てみると、チャーリーが想像以上に「ダメ親父」だったり、マックスがめちゃ頭良かったりで、かなり驚くと思いますが^ ^
※チャーリー役は「ヒュー・ジャックマン」。イケメンすぎて驚くかもしれません
本作が公開されて10年も経ちますが、いまだに全く色褪せませんね。監督・俳優ともに「続編」には前向きだと聞いているので、是非とも作ってもらいたいです。
最近ではコロナの影響もあり、VOD(ストリーミングサービス)でこの作品を見ている人がまた増えているそうです
このことは、チャーリー役の「ヒュー・ジャックマン」本人も驚いていました。
※驚いた後、監督もヒュー本人もこの作品が大好きだと語っていました
ポチップ
ではでは〜
映画・ゲーム解説
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱すぎる!必見作品!
こんにちは、センチネルです。
本記事では、現在でも超人気のロボットボクシング映画「リアル・スティール(2011)」で最も盛り上がったクライマックス「アトムvsゼウス」の試合を振り返っていきます。
本記事の内容
本記事では映画「リアル・スティール(2011)」のネタバレを大量に含みます。未見の方はご注意ください
リアル・スティールのあらすじを一言で説明すると、ダメ親父のチャーリー(ヒュー・ジャックマン演)と、しっかり息子のマックス(ダコタ・ゴヨ演)が、ロボットボクシングをきっかけに徐々に家族の絆を得ていくというもの。
シンプルで分かりやすいストーリー。上映時間も127分と丁度いい!
ハリウッドの技術で描かれる「ロボットボクシング」は迫力満点で、生身の人間ではなくとも「熱くなる」こと間違いなし。
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱い必見作品とは?
主人公の「チャーリー」はロボットボクシングのファイトマネーで日銭を稼ぐ日々。とはいえロボットボクシングが上手くないので、中古で購入した「優秀なロボット」もすぐに試合で壊される始末。
※チャーリーは元ボクサーですが、ロボットボクシングの台頭によってボクサーを引退している
そこに亡くなった元妻との息子「マックス」が親権絡みのいざこざで、チャーリーと行動を共にすることになります
マックスは頭が良く、ロボットボクシングもよく知っている。なんとプログラミングまでできる!
前の試合で中古ロボットを壊された2人は、ゴミ捨て場にあった古いロボットを見つけます。
珍しい機能がついたこの古いロボットをめぐって、散々2人で言い争いながらも、2人はこのロボット=アトムで次々と試合を勝ち進んでいく。
2人とアトムの活躍は多方面に知れ渡り、前座ですが「WRB公式戦」での試合も勝利
勝ちに乗ったマックスは、現王者の「ゼウス」に挑戦状を叩き込み、一悶着あったものの、最終戦の「アトムvsゼウス」が実現しました。。。
アトムはこんなロボット!
主にマックスがゴミ捨て場で拾った、主役ですが旧式のロボット「アトム」について簡単に解説します。
アトムはこんなロボット
アトムの特徴をまとめると「軽量で打たれ強く、操作方法の切り替えができる」ロボット。
作りも操作方法も「攻撃力」を重視したロボットが多い世界で、小さく防御寄りで「打たれ強い」というのは結構異質でもあります。
※チャーリーはアトムを音声認識で操作してから勝てるようになった。マックスの発想のおかげ
ゼウスはこんなロボット!
天才プログラマー”タク・マシド”が設計したWRBの現チャンピオンロボット、「ゼウス」について簡単に説明します。
こいつが最強王者のゼウスだ!
「ぼくのかんがえたさいきょうのろぼっと」・・・これは戦争マシーンか「ターミネーター」か?と勘ぐりたくなるスペック。
このゼウス唯一の弱点は、長期戦の経験値がないことです。基本1ラウンド一撃で倒してしまっていますからね。
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱い!熱すぎる!
と、チャーリー・マックス&アトム vs ゼウスを紹介したところで、実際の試合内容を「試合が動いたラウンドごと」に分けて振り返っていきます。
アトムvsゼウス試合全容
上の表のように、アトムvsゼウス戦は大きく分けて「3つのフェーズ」で構成されています。
軽くて頑丈なアトムがゼウスのワンパンパンチを耐え切り、ゼウス初の「持久戦」にもつれ込んでいます。
※悪さした奴(リッキー)を連れて行ったのは、アベンジャーズの「ファルコン」役のアンソニー・マッキー。さすがアベンジャーズだ!
第1ラウンド〜第2ラウンド:ゼウス、アトムを圧倒する
3m級の大ジャンプで、リングに飛び乗ってきた王者ゼウス。
アトムと戦い初めますが、最初の「1発のパンチ」でアトムをダウンさせる。パンチを喰らった部分はひしゃげています。
音声操作しているチャーリーは慌てます。マックスは「立てアトム!」と叫ぶと、なんとアトムは立ち上がる。
2度・3度同じ状況になり、アトムフルボッコにされますが、チャーリーは遂にゼウスに「アッパー」を喰らわせる!
ゼウス大振りのパンチは迫力満点!一撃がありえないほど重い。確かに並のロボットなら一撃で破壊されそうな威力。そしてそのパンチをリングのコーナーで連打する容赦のなさ!
その後アトムはゼウスとまともに戦います。敵の動きを読み取るゼウスにとって、型にはまらないボクサーの動きで対抗するアトムは相性が悪い!
しかも音声指示を出すチャーリーは元ボクサー。致命傷を避けてゼウスと「いい勝負」をする!
第2ラウンド〜第4ラウンド中盤:ゼウスが終始優勢。アトムの音声認識機能を破壊する
第2ラウンド以降は、お互い戦術の出し合いに移行。タク・マシドの上司”ファラ”も「早く決着つけろ」とお怒り中。
それに対しタクは「次の戦術がある。問題ない」と言います。
※その戦術とやらが「第2ラウンドだ」というわけのわからん言葉だったのは驚き
一方で、ゼウスと真っ向勝負を繰り広げるアトムを見たアナウンサーは「チャーリーはアトムに”強靭な意思”を組み込んだようです!」とアトムのしぶとさを絶賛!
「強靭な意思を組み込んだようです!」という台詞は、本作で特に好きな台詞です。アトムの強さを讃えているし、絶賛もしていますよね。何より使い方がオシャレだと感じます
しかし4ラウンドの中盤で、ゼウスの一撃を受けたアトムがふらつき、チャーリーの音声指示が届かなくなります。
音声認識装置が破壊され、どうにも動かせない!操作するチャーリーはもうお手上げです。
第4ラウンド終盤〜最終ラウンド:チャーリーがシャドウ機能でアトムを動かす。アトムが圧倒!
シャドウ(模倣)機能であれば、音声認識がなくても、アトムがチャーリーの動きを真似て戦うことができます。
つまり、チャーリーが「ゼウス」と戦うことになるのです。これなら最終ラウンドを持ち堪えられる!
チャーリーはシャドウ機能=ボクシングはできないと言います。が、マックスに根負けし、シャドウ=ボクシングで戦うことを決めます。
そしてアトムに「お前はまだやれる。俺を見ろ!」と語りかける。
※まあ、逆にマックスに「ロボットに話しかけてるじゃんw」と揚げ足取られてましたが
シャドウ機能で戦うアトムはもう止まりません。ゼウスはフルボッコ状態で、チャーリー=アトムから「挑発」を受ける始末。
王者ゼウスは倒れないように、連打を受けつつアトムにより掛かるのが精一杯。
その時マックスは見とれていました。ロボットボクシングの発達でボクシングをやめた「父親」が、目の前で”シャドウ機能”とはいえ「満面の笑顔」でボクシングをやっている姿を
父親がアトムを操作し、「無敵のゼウス」を翻弄している姿を!
試合に負けて、勝負に勝った
会場が「アトム」コールに包まれる中、ついに「ゼウス」がダウン!!
熱狂に包まれる会場!流石にすぐさま立ち上がるゼウスですが、チャーリー=アトムは容赦なく攻撃します。
そして、試合終了のゴングが鳴り、なんと「ゼウス」が試合終了のゴングに救われたのでした
ゴミ捨て場にあったロボットと、どうでもいい一般人にいいようにやられたタク・マシドは、ブチギレて発狂しながらゼウスの操作モニターを破壊(゚ω゚)
試合はアトムの前半の連続ダウンが効いていたのか、ゼウスの判定勝ち。会場からは判定にブーイングが飛んでいましたが、チャーリー達は「勝利」よりも大事なものを、この試合を通して手にしていました。
チャーリーたちが手にしたもの
判定負けはしましたが、チャーリーとマックスは「親子の絆」を得ました。アナウンサー曰く、試合終了後のアトムは「みんなのチャンピオン」と呼ばれているとか!
ベイリーはチャーリーがボクシングをやっていた頃を知っていて、その頃のチャーリーは好きだったと言っていました。
この試合で、昔のチャーリーを見れて嬉しそうでしたね。
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いは音響面も素晴らしい
少し話は逸れますが、ホームシアターマン向けに、本作は音響も素晴らしいという報告。
同じロボット系のトランスフォーマーほど「重低音お化け」ではないですが、ダイナミックレンジが広いため、全てのロボットや試合がド迫力の音響。
特に本記事で紹介した「アトムvsゼウス」の試合を行ったWRBの会場は、とんでもないサラウンド感に包まれます。会場その場所にいるかのように、サラウンドスピーカーが鳴りまくる!
試合中は音響に包囲されない時間がないほどです。
本編よし、ストーリーよし、迫力よし、格好良さよし、感動よし、音響よし、映像よし。完璧ですこの映画。
「本格的なホームシアター」は予算10万円で構築可能!
必要なものは下記の記事で全部まとめています。
>>ホームシアターを「予算10万円」で実現しよう【5.1chは余裕】
【リアル・スティール】アトムとゼウスの戦いが熱すぎる!必見作品! まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
リアル・スティール最高!
本記事で紹介した部分以外も、もちろん見所は大量にあります。
実際に見てみると、チャーリーが想像以上に「ダメ親父」だったり、マックスがめちゃ頭良かったりで、かなり驚くと思いますが^ ^
※チャーリー役は「ヒュー・ジャックマン」。イケメンすぎて驚くかもしれません
本作が公開されて10年も経ちますが、いまだに全く色褪せませんね。監督・俳優ともに「続編」には前向きだと聞いているので、是非とも作ってもらいたいです。
最近ではコロナの影響もあり、VOD(ストリーミングサービス)でこの作品を見ている人がまた増えているそうです
このことは、チャーリー役の「ヒュー・ジャックマン」本人も驚いていました。
※驚いた後、監督もヒュー本人もこの作品が大好きだと語っていました
ではでは〜
senntineru
当ブログを通して開業しています。 当ブログのメイン記事1:自宅筋トレ。メイン記事2:お手頃ホームシアター。あまりお金をかけずに「理想の体」と「理想のホームシアター」を作るのを手伝います。
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