こんにちは、センチネルです。本記事では、上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- プロジェクターの投影に「白い布」を代用する効果と「注意点」を解説
本記事を書いている管理人は、以下のプロジェクタースクリーンを入手するまでは「ありとあらゆるプロジェクターの投影方法」を試してきました。
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当然、「白い布にプロジェクターの映像を投影する」といったことも、何度も試してきました。
とはいえ、プロジェクタースクリーンを用意するとなると、コストがかさんでしまうのがネック。しかし実は、プロジェクタースクリーンは「白い布」でも代用することができます。
本記事では、白い布をプロジェクタースクリーンとして代用するメリットとデメリット、そして代用する際の注意点について解説します。
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用するメリット
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用する大きなメリットは、以下の3つがあります。
- コストが安い
- 設置が簡単
- 自由なサイズ・形状にできる
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用するメリットは、なんといってもコストが安い点です。通常、プロジェクタースクリーンを購入すると、1万円前後以上するのが普通です。
しかし、ただの白い布ならホームセンターなどで1,000円程度で購入できます。これは、一般的なプロジェクタースクリーンと比べると、約1/10のコストで済むと言うこと。
また、白い布をプロジェクタースクリーンとして代用する場合は、設置が非常に簡単。壁や天井に画鋲やクリップで留めるだけで、すぐに使うことができます。
ただし、画鋲やクリップを使用する場合は、布に穴を開けてしまう可能性があるため、賃貸暮らしなどであれば注意が必要です。
※その場合は、テープなどで止めるのがおすすめ。布であれば軽いので、テープ留めでも「すぐに落ちる」と言うことはありません。
さらに、白い布なら、自由なサイズ・形状にすることができます。例えば、壁一面に投影したい場合は、白い布を壁の大きさにカットして使用可能。
また、天井に投影したい場合も、白い布を天井の大きさにカットして使用できます。
※うまく天井に貼れるかどうかは別問題ですが。
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用するデメリット
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用する場合、主に以下のようなデメリットが発生します。
- 画質が落ちる
- シワや折り目が目立つ
- 光漏れが発生する
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用するデメリットは、まずは「画質が落ちる」点ですね。
プロジェクタースクリーンは、光を反射させるための特殊な加工が施されているので、白い布に比べて光をより効率的に反射することができ、より鮮明で高画質な映像を映せるのが大きな特徴。
なので、当然ながら「専用スクリーン」は、ただの白い布よりもプロジェクターの映像をずっと高画質で映してくれます。
また、白い布にはシワや折り目がつきやすいというデメリットも。シワや折り目が大きい場合は、映像がぼやけて見えたり、映像の一部が欠けたりすることがあります。
※シワや折り目が細かい場合は、映像に波紋のようなものが映り込んでしまうことも。
さらに、白い布は専用のスクリーンと違って「光を通しやすい(光に対する加工や対策が何もされていないので)」ため、光漏れが発生する可能性があります。
光漏れが発生すると、映像が暗くなったり、色味が変わって見えたりしがち。ひどい場合は、布を通り越して部屋の壁にまで投影した映像が透過されることも。
※その場合は、滲んだように映ることになる。
そうなってしまうと、まともに映像が見れなくなってしまいます。白い布をスクリーンにするには、光漏れ対策は欠かせません。
光漏れ対策には、以下の方法があります。
- 布の裏側に黒い布を貼る:布の裏側に黒い布を貼ることで、布の裏側から漏れる光を遮ることができる。
- 黒いボードの上(黒板のようなもの)に白い布を貼る:黒板のような黒いボードの上に白い布を貼ることで、布の周りから漏れる光を遮ることができる。
- 布の周りに黒いテープや布を貼る:布の周りに黒いテープや黒い布を貼ることで、布の周りから漏れる光を遮ることができる。
これらの方法は、布の裏側や周りから漏れる光を遮ることができ、光を遮る効果が高いです。
※ただし、布の裏側に黒い布を貼る方法は、布の厚みや重さが増すデメリットあり。
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用する際の注意点
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用する場合、以下の点に注意しましょう。
- 布の種類と厚みを選ぶ
- シワや折り目を取り除く
- 光漏れを防ぐ対策をする
まず、布の種類と厚みを選ぶことはとても重要です。
例えば、光の反射率が高いポリエステルやレーヨンなどの布は、画質の低下を抑えることができます。また、厚みが2mm以上の布は、シワや折り目がつきにくくなります。
次に、シワや折り目を取り除くようにしましょう。シワや折り目が大きい場合は、アイロンで伸ばすのが効果的。
ただし、アイロンを使用する場合は、布を傷めないように、低温でゆっくりと伸ばしましょう。また、シワや折り目が細かい場合は、アイロン台にかけてシワを伸ばすのが効果的。
そして最後に、先ほども紹介した「光漏れ対策」を施しましょう。
プロジェクターの投影に「白い布」を代用する効果と「注意点」を解説:まとめ
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用するメリットは、コストが安く、設置が簡単、自由なサイズ・形状にできるという点です。
しかし、画質が落ちる、シワや折り目が目立つ、光漏れが発生するといったデメリットもあります。
白い布をプロジェクタースクリーンとして代用する場合は、メリットとデメリットをよく理解した上で、使用するようにしましょう。
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