こんにちは、センチネルです。
本記事ではプロジェクターを「天井吊り下げ式」にする際の「多数のデメリット」を紹介・解説します。
本記事の内容
- プロジェクターの天井吊り下げの「デメリット」を紹介
- 「プロジェクタースタンド」を天井吊り下げよりもおすすめする理由も紹介
本記事を書いている管理人はホームシアター歴7年ほど。これまで「プロジェクターの設置」に悩まされてきました。
プロジェクターを手に入れると、問題となってくるのは「置き場所」です。
プロジェクターの代表的な「置き方」といったら天井吊り下げですが、色々とこの方法にはデメリットもあります
本記事では管理人が確信した「天井吊り下げ式」のデメリットと、天井吊り下げ式の「代案」を紹介・解説していきます。
追記:プロジェクターの「最良の設置場所」は以下参照。
>>プロジェクターを「DIY無し」で天井吊り下げしよう【穴開けない】
プロジェクターを「天井吊り下げ式」にするときに考えうるデメリット
実際にプロジェクターを「天井吊り下げ式」にしようと企て、そして色々と試行錯誤した管理人としては、天井吊り下げはデメリットも多いことが判明したのであまりおすすめしません。
※これから説明するデメリットは「賃貸」に限った話ではなく、「持ち家」であっても同じ
プロジェクターを天井吊り下げ式にした場合、考えられるデメリットは以下の通り。
- 天井への取り付け(DIY)が意外に大変
- 色々な備品が必要になり、結果的にお金がかかる
- 天井の材質によっては地獄を見ることになる。落下の恐れもある
管理人は「天井吊り下げ式」にしようとした時、上記のような壁にぶち当たりました。
基本的に吊り下げ式は、以下のような「専用のブラケット」を使って天井につけますが、それを手に入れただけで取り付けができるというわけではありません。
ここからはそのデメリットの内容を一つずつ解説していきます。
デメリットその1:天井への取り付け(DIY)が意外に大変
天井吊り下げ式の「ブラケット製品」を買うとなると、基本的には自力で天井への設置(DIY)を行うことになりますが、それが大変!
※管理人はDIYがかなり得意な方ですが、それでもこのデメリットを恐れてプロジェクターの「天井吊り下げ」は放棄した
これは単純に管理人の「準備不足・確認不足」なだけかもしれませんが、多くのブラケット製品には「天井に穴を開けるための工具」が入っていません。
となると、脚立に乗った状態でブラケット取り付け用の「大きめの穴」を「自力で」開けなければいけないことになる!
この「大穴開けの作業」はDIYの工具が揃っていない場合は大変苦労することになり、開ける場所や大きさをミスったらブラケット周辺がグラグラゆるゆるになってしまいます。
そうなると天井に設置した後、プロジェクターの「角度」の微調整中にプロジェクター本体がぐらつく確率も上がる。ちょっと危ないですね。
デメリットその2:色々な備品が必要になり、結果的に金がかかる
確かに天井吊り下げはスタイリッシュで見た目最高
プロジェクターの天井吊り下げは、結果的に当初の予定よりもお金がかかることが多いです。
というのも、特に賃貸が該当しますが、プロジェクターの「天井吊り下げ用のブラケット」以外にも細かい備品が必要になることが多いから。
ダクトレール。
そのダクトレールにプロジェクターをぶら下げるとなると「ダクトレールフィクサー」という部品が必要になってきます。
それと、プロジェクター給電用のコンセントも必要(プロジェクターの電源コードは短めのが多い)。
プロジェクターの「配置」が変わるので、接続するHDMIケーブルは長い方がいいですよ。
まあ天井に穴を開ける必要がないので、設置自体は「天井に直接穴を開ける」よりもずっと簡単に行えます。
ただ、これらの商品の欠点として「小型プロジェクター」にしか対応してないものが多いです。
スタンダードなサイズのプロジェクターをぶら下げるとなると、結局ブラケットなどを使って天井からぶら下げるしかない
小型プロジェクターを吊り下げるとして、天井吊り下げ式のブラケットと上で紹介した商品たちを合わせると「1万円」では収まらなくなります。
なので、プロジェクターの天井吊り下げは結果的にお金がかかることが多くなりがち。
デメリット3:天井の材質によっては地獄を見ることになる。落下の恐れもある
スタンダードサイズのプロジェクターの場合、結局は天井吊り下げの方法になりますが、天井の材質によっては「地獄」を見ることにもなります。
穴が開かない!くらいだったらまだいいですが、経年劣化で脆くなり、開けた穴から「どんどん崩れていく可能性」だってなくはないですよ。
プロジェクターが簡単に落下してくる可能性もありますし、なんなら虫や小動物がそこから出入りすることだってあるでしょう
年数の立っている家だったら「小動物」の問題もあるでしょうし、新しい家だったとしても穴を開けることは「ノーリスク」ではないです。主に家族間のリスクですが。
どちらにせよ古めの家、新しい家問わず穴を開けることは相応のリスクがあります。無闇に開けると地獄行き。
自分の家の天井は、開けていい材質か専門家に聞くのがいいでしょう>プロジェクター設置施工の相談はこちら
もし穴あけを決行して動物が「こんにちは」してきても、慌てずに補強しましょう。
プロジェクターを「天井吊り下げ」以外で設置する方法
上の画像のように、本棚の真ん中に置く方法だってある!
天井吊り下げのデメリットを色々挙げましたが、天井吊り下げにこだわらなくてもプロジェクターを設置する方法はあります。
その方法は実に単純で「吊り下げなければいい」のです。吊り下げという難しい手段に頼る前に、これから解説することを試しても損はしないでしょう。
天井吊り下げ以外で「まともな設置ができる」方法は、以下の記事でまとめました。
>>プロジェクターを「DIY無し」で天井吊り下げしよう【穴開けない】
まとめ:プロジェクターは天井吊り下げだけでなく、他の方法も検討しよう!
今回の内容をまとめると以下の通りです。
本記事の内容
- プロジェクターの天井吊り下げの「デメリット」を紹介
- 「プロジェクタースタンド」を天井吊り下げよりもおすすめする理由も紹介
ではでは、プロジェクターを使った「大画面映画(ホームシアター)」ライフを〜