こんにちは、センチネルです。
今回は管理人が普段使っているホームシアターと、そこにかかった合計金額をシェアしていきます。
本記事の内容
- 一般人が「そこそこのホームシアター」を構築するのにかかる金額がわかる
- その金額を出した結果、どんなホームシアターになるのかがわかる
- 基本的なホームシアターシステム(5.1ch)を構築するには何が必要なのかもわかる
管理人は現在、5.1ch +2ch(5.1.2ch)の「ドルビーアトモス仕様」でホームシアターを構築しています。
管理人が「ホームシアタールーム構築」にかかった合計費用は、348,402円
管理人の購入当時と一品あたりの金額が上下していることが予想されますが、本記事で紹介する製品を買った場合、おおよそこの金額に落ち着いてくるでしょう。
※突発的に大枚叩いたわけではなく、ここ7年ほどで徐々に集めていた結果の金額。
5.1chホームシアターの「作り方」と揃えるべき機材の順番は、以下の記事で紹介。
>>「5.1chホームシアター」の作り方を紹介【揃える機材の順番も】
ホームシアターの費用と、必要になった機材を紹介
ホームシアター構成のために管理人が導入している機材は下記の通り。
管理人の視聴環境=ドルビーアトモスに対応したスピーカー構成となると、最低でもこれくらいの機材が必要になってきます。
ここからは買った商品の「リスト」と思って読み進んでください。
必要な機材1:フロントスピーカー
両脇の縦長のスピーカーは「フロントスピーカー」というのもで、ホームシアターにおける「メイン」のスピーカーです。
主にこのスピーカーの変更をしつつ、ステップアップしていく人が多い。
それだけこのスピーカーを変更することは、全体の音のバランスを変えます。
>フロントスピーカーの役割の解説と、管理人が実際に使っている機材はこちら
>>「フロント(トールボーイ)スピーカー」売れ筋ランキングトップ3【コスパ重視】
必要な機材2:センタースピーカー
ホームシアターはどうしても「サブウーファーの低音」などに台詞が「かき消され」がち。
センタースピーカー1つあるだけで、作品の台詞が聞き取りやすくなります。
>センタースピーカーの役割と、実際に使っている機材の紹介はこちら
>>センタースピーカーおすすめランキングトップ3【2万円前後モデル】
必要な機材3:サラウンドスピーカー
サラウンドスピーカーの役割は、後方の音の表現です。空間を飛び交う音など、これがあるといろんな表現が可能になる。
ただ、設置には「後方に配線を通す」必要があるので、配線が邪魔になるのが欠点。
※ホームシアターの敷居を高くしてるのはこのスピーカーのせい。
とはいえ、個人的には「サラウンドスピーカー」があって”初めて”ホームシアターの素晴らしさを実感できると考えてます。
独立した音が飛び交い、空間が立体的になる感覚はこれがないと味わえない!
>サラウンドスピーカーの役割と、実際に使っている機材の解説はこちら
>>「サラウンドスピーカー」おすすめランキングトップ3【コスパ最高】
サラウンドスピーカーの設置にはスピーカースタンドが必須
必要な機材4:サブウーファー
サブウーファーは重低音によって「空間の大きさ」や「重さ」を表現してくれます。
これがあると作品の迫力が数段跳ね上がり、「ああ、映画見てる」と言う気分にさせてくれる。
そのため、迫力ある映画体験には欠かせない!
>サブウーファーの役割と、実際に使っている機材の解説はこちら
>【ホームシアター】サブウーファーの「おすすめの設置場所」を紹介!
「サブウーファー」おすすめランキングトップ3【ホームシアター版】
必要な機材5:イネーブルドスピーカー
フロントスピーカーの上に乗っかっているスピーカーが「イネーブルドスピーカー」。
主に「上下方向」の音の表現をしてくれます。
このイネーブルドスピーカーが加わったことにより、一般家庭でも簡単に「上下の音移動の表現」を体感できるようになりました。
>イネーブルドスピーカーの素晴らしい効果と、実際に使っている機材はここで解説
>>「イネーブルドスピーカー」おすすめランキング「トップ3」を紹介!
必要な機材6:AVアンプ
AVアンプは、各スピーカーの音質や出力を調整する役割を持っています。
アンプの役割や選び方は下記で解説中。
>>ホームシアター用「AVアンプ(レシーバー)」の役割と選び方を紹介
AVアンプは、ホームシアターにおける「土台」。機能は豊富ですが、各スピーカーの出力を調整しているだけなのでやってることは意外とシンプルです。
管理人の使用機材。よほどこだわりが強くなければ「十分に満足」できるものです。
>>ドルビーアトモス対応おすすめ「AVアンプ」3つ紹介【コスパ重視】
必要な機材7:プロジェクター
プロジェクターは、大型テレビを「鼻で笑う」大きさの画面を手軽に作り出してくれる優れた製品。
ものにもよりますが、家庭用でも300インチクラスの画面を作ることが可能!
※管理人は一時期、160インチの画面を作っていたことがあります。
プロジェクターの素晴らしい汎用性と、実際に使っている製品は下記で解説しています。
>プロジェクターは汎用性最強!大画面ならテレビよりこっち【徹底解説】
最強ランクのプロジェクターです。
>>XGIMI(ジミー)プロジェクターの「売れ筋製品トップ5」を紹介
プロジェクターはこうやって選びましょう!
>>ホームシアターで使う「プロジェクター」の選び方を初心者向けに紹介
必要な機材8:プロジェクタースクリーン
スクリーンは、プロジェクターで投影した映像を「はっきり・くっきり」と見るために使います。
>プロジェクタースクリーンの効果と、実際に使っている製品の解説はこちら
管理人は現在、以下のプロジェクタースクリーンを使用しています。どんなプロジェクターでも、このスクリーンに投影すると想像を絶する美しさの映像を映せますよ。
※本スクリーンは、販売公式サイトのセール等で「10〜12%ほど割引されていることがある」ので要チェックですよ。
>>「VIVIDSTORM SINCE2004」長焦点プロジェクタースクリーンをレビュー!「まさに最高のスクリーン」
プロジェクタースクリーンの「売れ筋のトップ5」を以下でまとめました。
>>「自立式プロジェクタースクリーン」売れ筋トップ5を紹介【アウトドアにも】
>>「吊り下げ式」プロジェクタースクリーンの売れ筋「トップ5」を紹介
そこまで大きい画面じゃなくてもいい人は、下記のような「大型テレビ」で代用すれば見たもスッキリします。
ホームシアター構築の際、あると便利なおすすめの商品を紹介!
いざ機材を揃えてみたは良いものの、思わぬところで足ぶみをすることがあります。
以下のものは、実際に管理人が躓いて「これは必要だな」と思った周辺商品です。
それぞれの役割を解説します。
便利な周辺機器1:VOD(ストリーミングサービス)再生機器
最近では、AmazonプライムビデオやU-NEXTなどのVOD(ストリーミングサービス)を利用してホームシアターを楽しむのも「普通」になってきました。
VODは、下記のような「専用の再生機器」をAVアンプに繋ぐことで、ホームシアターで「5.1ch」や「ドルビーアトモス」を楽しむことができます。
- Amazonデバイス(fireTV stick)など
- Chromecast
- Apple TV
※タブレット端末、スマホ、テレビに備わっている「アプリ」でVODを再生しても、5.1chやドルビーアトモスでの音声再生はできないので注意!VODをホームシアターで楽しむには、上記の「再生機器」をAVアンプに接続する必要があります。
VOD再生機器選びに迷ったら以下のものを選べば間違いありません。
便利な周辺機器2:遮光カーテン
最近のプロジェクターは、明るい部屋でも「多少は見れる」商品が増えてきましたが、それでも外部からの光はプロジェクターの「天敵」。
そこで管理人は「遮光カーテン」を利用しています。
遮光カーテンは、プロジェクターと「セット」で考えましょう。
>【プロジェクター】明るい部屋でも快適に見る方法!【遮光カーテン】
管理人はロングタイプとショートタイプの両方を使っています↓
便利な周辺機器3:30mのスピーカーケーブル
これらの長いケーブル類は、後ろに配線を回す「サラウンドスピーカー」には必須とも言えるアイテムです。
管理人の部屋の大きさ(6.5畳)でも「サラウンドスピーカー」を配置する場合、視聴位置の後ろに配線を回す必要があるので、約5mくらいの長さのケーブルが必要になります。
スピーカーケーブルは以下のような「リール状になった製品」を選べば、好みに合わせてケーブルの長さを決められます。30mもあれば十分。
これは超高性能な逸品です。
便利な周辺機器4:5m以上のHDMIケーブル
配置にもよりますが、AVアンプとプロジェクターの間を繋げる「HDMIケーブル」も、長いものがあったほうがいいです。
なぜなら、プロジェクターを大画面にしようとすればするほど「プロジェクターを遠くに置く」必要があるから。
そうなると、それらを結ぶHDMIケーブルも「遠くまで届くものが必要」になります。
便利な周辺機器5:バナナプラグ
音質にこだわる人ほど「バナナプラグ」を導入しています。
バナナプラグは、スピーカーケーブルをAVアンプに接続する際に、「スピーカーケーブルとAVアンプの間に噛ませる」部品。
これを噛ませることによって、スピーカーケーブルの「接点が安定」するので、音質が安定し、音質が良くなる効果がある!
ただし、ポンコツのバナナプラグを使用すると、逆に接点がゆるゆるになり、音の乱れが発生することもあります。
なので、下記のような「いいバナナプラグ」を導入しましょう。
※バナナプラグは1個のスピーカーに付き2つ使うので、5.1chのホームシアターであれば10個必要(サブウーファーのケーブルは使わない)になります
便利な周辺機器6:インシュレーター
インシュレーターは、スピーカーの振動を地面などに「伝わらない」ようにする部品。
スピーカーが音を出すと「振動」するのですが、スピーカーを地面や机に上に直置きしていると振動が地面に伝わってしまい、音が悪くなってしまいます。
※ボワっとした音になる
なので、インシュレーターをスピーカーを置いている「地面や机」の間に「挟み込む」ことによって、スピーカーの振動を遮断。締まったキレイな音を鳴らすことができるようになる!
インシュレーターはいろんな材質のものがありますが、効果は似たり寄ったり。なので、最初は以下のものを導入すれば大丈夫です。
※1つのスピーカーに付き「4個」のインシュレーターが必要なので、サブウーファー込みの「5.1chホームシアター」だと24個のインシュレーターが必要になります
便利な周辺機器7:冷暖房器具
ホームシアターには、冷暖房器具無しだと辛い時期があります。
夏場であれば、シアターを構築している機器が発する熱(特にプロジェクター)で、部屋全体の温度が上がります。そのため、冷房器具がないと快適にシアターを楽しめません。
冬場であれば、ホームシアター機器の熱は「暖房器具」として機能してくれますが、さすがに「暖房器具」抜きで快適にシアターを楽しめるほど、全体的な温度は上がりません。
なので、夏場には「冷房器具」。冬場には「暖房器具」は必須になります。
ただし、冷暖房器具は「動作音」が激しいものが多いので、静かにシアターを楽しみたい場合は「動作音が静かな製品」を選ぶのが重要!
管理人は、冷房は「クーラー」に任せっきりですが、暖房器具は以下のものを使っています。「オイルヒーター」は動作音がとっても静か。とてもおすすめ。
ホームシアター費用を全て公開!必要な機材リスト付き【初心者向け】 まとめ
ここまでに挙げた「機材をもう一度」まとめておきます。
これらの商品・機材を全部揃えた場合の「おおよその金額」は348,402円。
もちろんこの機材リスト・金額は「本腰入れて全部揃えようとした場合」の話です。
5.1chホームシアターの「作り方」と揃えるべき機材の順番は、以下の記事で紹介。
>>「5.1chホームシアター」の作り方を紹介【揃える機材の順番も】
以上、管理人が実際に使用しているホームシアター機材の紹介でした。