こんにちは、センチネルです。本記事では上記の疑問を解決していきます。
本記事の内容
- 近隣住民の迷惑にならず、ホームシアターの音量を上げて映画を楽しむ方法を6つ紹介
本記事を書いている管理人は、ホームシアター歴約8年ほど。賃貸暮らし時代では、ホームシアターのうるささで近隣住民に怒られた経験あり
まず、最初に言いますが、、、賃貸・アパート・マンションなどでホームシアターを「心から楽しむ」のはほとんど無理です。
現在、この記事を書いている管理人は結構田舎に住んでいるので、アホほど音量を上げても近隣苦情などはきませんが、こんな条件の人間はごく少数でしょう。
とはいえ、一手間かけるだけでも「音漏れ」を気にせずホームシアターを満喫することはできます。
本記事では、実際に近隣住民から注意された経験のある管理人が「音漏れ対策」として考えた、思いついた、実行したものを6つ紹介します。
※全部を実行できたわけではありません
以下の記事にて「5.1ch」ホームシアターの作り方をまとめています。
>>【超簡単】ホームシアターの作り方、必要なものを全て紹介【お手頃】
【ホームシアター】近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法
近隣に迷惑をかけず、ホームシアターの音量を上げる方法ですが、管理人がこの8年間の中で「考えた、思いついた、実行した」6つの方法はこちら。
6つの方法
- 家をシアタールーム工事する
- 防音室を導入する
- サブウーファーを外す
- スピーカーを近づける
- ヘッドフォンする
- ネックバンドスピーカーにする
近隣住民とのトラブルを避けるのが絶対条件なので、見ての通り「防衛策」が多いですね。
他人のことは気にせずに、思うがままに「音の暴力」を振るうなんて案はありませんので、安心してください!
※某掲示板にはそういった猛者がいました
それぞれ解説していきます。
ちなみに、ホームシアターを使わなくなったら「売却」しましょう。眠らせておくよりは、売却して「必要としている人」の手に渡った方がいいです。売ればお金になりますしね。
オーディオ製品の売却は何社か利用しましたが、上記の買取サイトが特に高額で買い取ってくれたので、非常におすすめです。
近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法1:家を工事する
これはもう、簡単な話ですね。家のリフォームをするか、家を建て替えるか。その時「ついでに」シアタールームを作ってしまおうということです。
※簡単な話ですが「金額的」には一番難しい話
家族がいれば「映画館に行くのも大変なご時世になっているから・・・」など、ある意味コロナを盾にして交渉することになるでしょうが、その価値はありますよ。
一度シアタールームをつくってしまえば「100%」音漏れによる近隣の迷惑なんてかかりませんし、好きなだけ音量を上げることだって余裕です。
誰の迷惑も気にせずに、好きなだけ好きな映画を好きな音量で見れるので、精神衛生的にも最強と言えるでしょう。
唯一の問題は・・・家の工事をするお金でしょうね。
近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法2:防音室を導入する
これも簡単な話ですね。今は部屋の中に「防音室」を簡単に組み立てることができる時代。
とはいえ、基本的には1m四方くらいしかない大きさの防音室が多く、5.1chなどの「多数のスピーカー」に囲まれる環境の場合、スピーカーが入らない可能性も大きいです。
なので、ここでは近隣に迷惑をかけずにホームシアターの音量を上げる「手段の1つ」として紹介しておきます。
楽天でもこういった製品が売られています。
狭い防音室に5.1chなどは入らなくても、サウンドバーなど、フロントに「のみ」スピーカーがある製品は十分に使えるでしょう。
※防音室の1辺の大きさと、サウンドバーの長さによる
むしろ狭い防音室の中ならば「フロントのみのスピーカー」でも十分迫力ある音響になるはず。
ちなみに、こちらがゲーム実況者「よしなま」氏の、本格的な防音室の動画。そこまで大きくなくても220万円くらいしています。
現在はこれより大きく、これより安い防音室も販売しているようです。
が、おすすめしといてですが、個人的には防音室を買うなら「条件のいいところに引越し」した方が簡単で安上がりだと思うので、防音室が「一番最高!」とはなりません。
※個人によっていろんな「制約」があるので、一概に否定するわけにはいきませんが・・・
防音室自体は優秀な商品が多いようですが、賃貸に導入するのは大変です。
やるなら「持ち家」の部屋の中に導入するイメージでいた方がいいでしょう。
近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法3:サブウーファーを外す
ホームシアターの中で、最も近隣住人に迷惑がかかるものといえば「サブウーファー」の重低音。
重低音以外の「中音・高音」域は音量を上げても、下記の製品などを使えば簡単に音漏れ対策できるので、多少音量を上げても問題ありません。
しかし、サブウーファーが叩き出す「重低音」はさまざまな音漏れ対策を平気で破壊します。
木造のアパートであれば、サブウーファーの重低音は「すべての部屋に等しく届いている」と思ってもらった方がいいほどです。
実際、管理人へのクレームは一番離れた部屋からのもの。これはすべての部屋にサブウーファーの重低音が響いているという何よりの証明。
一軒家・1戸建てならまだしも、賃貸・アパート・マンションではサブウーファーなど・・・取っ払いましょう。集合住宅での重低音はトラブルの元にしかなりません。
※ひどい時には、騒音をめぐって「殺人」まで起きた事例があるそうですよ。
中音・高音域は対策次第で音量を上げてもいいですが、自分の身を守るためにも「重低音」は極力控えめ、またはサブウーファーを取っ払うなどしましょう。
近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法4:スピーカーを自身に近づける
これももう、簡単ですね。各スピーカーを自分の近くに持ってくることによって、それまでよりも小さな音量でも、音の迫力を味わうことができる。
厳密には「音量を上げる方法」ではないのですが、今までと同じ音量でも「物理的にスピーカーが近くにある」ので音が大きく聞こえる効果があります
ホームシアターのスペースも小さくすることができるので、個人的に結構おすすめの方法です。管理人のホームシアターが、まさにこのパターンのもの。
※スケールをやや小さくしたと言う意味です。
ただし、スピーカーを近づけると「サラウンド」感が薄まる可能性があるので、いろいろな調整をやらなければいけないのがネック。
>>ホームシアターの「サラウンド」を初心者向けに分かりやすく解説!
とはいえ、その「調整」をするのも移動した時だけのこと。一度設定してしまえばこっちのものです。
ホームシアターは「1m四方」の空間さえあれば十分に満足いく「サラウンド空間」を作ることができるので、この「スピーカーの距離を短くする方法」はやってみる価値ありですよ。
※この方法をとるにしても、サブウーファーの音量は極力控えましょう
近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法5:ヘッドホンする
「近隣に迷惑をかけず、ホームシアターの音量を上げる」という難しい問題において、個人的に最もおすすめするのが「ヘッドフォンをする」ことです。
ヘッドホンの中でなら、耳に影響を与えない範囲であれば「どれだけ音を大きく」しても、聞こえるのは自分だけ。誰も騒音のクレームをつけることがありません。
とはいえ、ヘッドホンならばいくらでも音量を上げられますが、さすがに耳を圧する大音量はやめておきましょう。
※近年、ヘッドホンによる「難聴」がアメリカで結構問題になっている
また、ヘッドホンも「もの」によっては、結構外への音漏れがします。家で使っている分には問題ないですが、外で使う場合は音漏れによる「周囲の被害」にも注意しましょう。
近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法6:ネックバンドスピーカーをする
ヘッドフォンと用途が近い商品で「ネックバンドスピーカー」というものがあります。
名前の通り「首」にかけるスピーカーで、ヘッドホンと使い方・使用用途は似ているものの、ヘッドホンやイヤホンと違って耳=鼓膜をスピーカーで覆ったりしません。
マフラーのように首にかけるタイプのスピーカーで、基本的にこのスピーカーから聞こえる音は「装着者本人」にしか聞こえないと言う優れもの。ゆえに、近隣迷惑にもなりません。
結構音量を上げても周りに聞こえない以外にも、ヘッドフォンなどと違って耳を覆ったりしないので、音量上げ過ぎによる「難聴」も起こりにくい
さらに、耳を覆ってない=外の音もよく聞こえるので、突然の来客にもすぐに反応できるメリットもあります。
ただ、耳をスピーカーで覆っていないのが災いし、絶対的な音質の良さはヘッドホンには敵いません。
※本記事では「ホームシアター」の話なので外での使用なんて考慮しませんが、外での使用もあまり得意ではない
とはいえ、音の迫力は見た目以上にあるので、新しいホームシアター体験をもたらす製品として一度体験してみるといいですよ。結構ハマります。
【ホームシアター】近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法:まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
- 「ホームシアターの定義」を紹介
- 近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法1:家を工事する
- 近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法2:防音室を導入する
- 近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法3:サブウーファーを外す
- 近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法4:スピーカーを自身に近づける
- 近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法5:ヘッドホンする
- 近隣に迷惑をかけずに「音量を上げる」6つの方法6:ネックバンドスピーカーをする
以上、6つの「ホームシアター」の音量を上げつつ、近隣の迷惑にならない方法を紹介しました。
まあ、ほとんどが「迷惑をかけない方法」というより「迷惑をかけないための代案」ですが。
家の工事や防音室の導入は、金額的にも派手になるので難しいところではありますが、それ以外の方法は比較的簡単にできるものが多いですよね
近隣住民とは仲良くするに越したことはありません。
日々の音漏れを不安に思うホームシアター民(オーディオ民も)は、どれか一つでも実践しましょう!
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