こんにちは、センチネルです。本記事では上記の疑問に答えます。
本記事の内容
- 「ディップス」で鍛えられる筋肉を紹介
本記事を書いている管理人は、自重筋トレ歴8年ほど。「ディップス」の素晴らしさはよく理解しています
ディップスは上半身全体を鍛え抜くことができる、上半身の「押す筋肉」の王。(引く筋肉の王は「懸垂」)同時に動かす筋肉の多さから、「上半身のスクワット」とも呼ばれています。
※スクワットは、最高の下半身トレーニング
本記事では、ディップスがどれほど多くの筋肉に効いて「どんな体」を作れるのかを解説。読めば、ディップスをやりたくなるでしょう。
ディップスで鍛えられる「筋肉」を紹介
ディップスで鍛えることができる「筋肉」は、下記の通り。(細かいところまで紹介)
- 大胸筋:上部・中部・下部(胸の筋肉)
- 三角筋:前部・後部(肩の筋肉)
- 上腕三頭筋(腕の後側の筋肉)
- 広背筋(背中の筋肉)
- 菱形筋(広背筋の、さらに内側の筋肉)
- 僧帽筋(首から肩にかけての筋肉)
- 腹筋
- 大腰筋(腰の筋肉)
- 体幹
など、ディップスひとつで上記の筋肉を鍛えることができます。
「上半身のスクワット」と言われるのも納得する、上半身全体を鍛え抜くことができる優秀なトレーニングということがよくわかりますね。
※鍛えたい筋肉を意識してディップスをしないと、上記の「全ての筋肉を鍛える」といったことはできません
ディップスによって、大胸筋と広背筋の厚みが増し、三角筋の発達によって肩が丸くなり、上腕三頭筋が発達して腕が太くなる!
首から肩にかけて存在する「僧帽筋」も発達するので「服の上からも鍛えているのがわかる」ようになり、意識すれば腹筋も鍛えられるので「シックスパック」も作れるようになります。
ディップスを行うのに「必須」になるトレーニング器具を紹介
ディップスは、「両腕の力で体を宙に浮かせている状態」を作る必要があります。
そして、体を浮かせた状態を作るのに最も適しているのが、下記のような「ディップススタンド」。この器具はほとんど「ディップス専門」に作られたもの。
このディップススタンドを使うことによって「安定して」ディップスを行うことができます。
ちなみにディップススタンドは、以下のようにディップス以外にも多くのトレーニングをこなすことができますよ。
>>ディップススタンドでできる筋トレを「9つ」紹介【万能筋トレ器具】
チンニングスタンド(懸垂・ぶら下がり用器具)にも、ディップスが行える「ディップス用のバー」がついているものがあります。
>>チンニングスタンド「売れ筋」トップ5を紹介【皆これを買ってます】
「懸垂」にも力を入れたいという場合は、こちらを選ぶのもあり。ただし、「ディップス」の応用性はディップススタンドに劣ります。
ディップスの「動作」を解説
上半身のさまざまな筋肉を鍛えることができる「ディップス」ですが、そのやり方は非常に簡単。
以下ディップスのやり方の解説です。
- 先ほど紹介した「ディップススタンド」を1本ずつ、左右の肩幅に開いて「縦に」置く
- 置いたディップススタンドを両腕で握る
- スタンドを握ったら、足を地面から離して、体が「宙ぶらりん」の状態になるようにする
- 宙ぶらりんの状態になったら、肘を曲げて「上半身」を沈める。この時、上半身の筋肉を総動員させて「ゆっくり」沈めるようにすると効果大!
- 程よく沈んだら、沈んだ状態で一時停止します。これが筋肉によく効く!
- その後、肘をゆっくり伸ばして「上半身」を持ち上げる。持ち上げるときも、上半身の筋肉を総動員させて「ゆっくり」持ち上げると効果大!
簡単ですね。それでいて、上半身にかかる負荷はかなり大きいです。
ちなみに、ディップスという「動作」自体は1種類ですが、ディップススタンドでのみ「2つのパターン」のディップスを行うことができます。
上で紹介したのは「パターン1」。この時に使ったディップススタンドは左右1本ずつ、合計2本使いました。
続いて、ディップススタンドを使った「パターン2」のディップスのやり方を解説します。
パターン2で使うディップススタンドは1本だけ。
- ディップススタンドを「横置き」にし、両腕でディップススタンドを握る
- 上半身を「前のめり」にし、足を地面から離して「宙ぶらりん」の状態を作る
- 「パターン1」の時と同じく、肘を曲げてゆっくり上半身を沈めて、沈んだ状態で一時停止する
- 肘をゆっくり伸ばして上半身を持ち上げる
こんな感じで、やることは「パターン1」も「パターン2」もほとんど変わりません。
ただ、パターン2の方が「バランス」を取りにくいので、より大きな負荷がかかるのが特徴。
このパターン2のディップスを「10回」もできれば大したものですよ!
ディップスは「腕立て伏せ」などとは違って、簡単に見えてかなりきついトレーニングですが、その分「上半身」のさまざまな筋肉に大きな負荷をかけられます。
>>【超簡単】腕立て伏せで「大胸筋に効かせる」方法!【フォーム重要】
自宅で、自重トレーニングで「逆三角」の体を作るにはディップスはうってつけ。あらゆる上半身の筋肉を「巨大化」させましょう!
ディップスで鍛えられる「筋肉」を紹介!【ディップススタンド必須】:まとめ
最後に、本記事の内容をまとめます。
本記事の内容
- ディップスで鍛えられる「筋肉」を細かく紹介!
- ディップスを行うのに「必須」になるトレーニング器具を紹介
- ディップスの「動作」を解説
以上、上半身のスクワットとも言われる「ディップス」で鍛えられる筋肉と、ディップスのフォーム、必要になるトレーニング器具(ディップススタンドなど)の紹介でした。
自重トレーニングの中でも、かなり負荷が大きいトレーニングになるディップス。その分、筋肉の成長率も大きいです。
負荷かかりすぎて「オーバーワーク」になりがちなので、そこだけは注意しましょう。ディップスのやりすぎは禁物ですよ。
>>ディップススタンド「売れ筋」トップ5を紹介【皆これを買ってます】
ではでは「ディップス」で逆三角形の体を作っていきましょう〜。